冬の乾燥した時期のラブドールの保管方法は?寒い季節のラブドールメンテナンス・保管ガイド

今年の夏も非常に暑く高温な日々が続いていましたが、11月となり秋を通り越して本格的に寒い日が続く季節となってきました。

人によってはもう暖房も付けて過ごしている方もいるとは思いますが、ラブドールを所持している人達はラブドールの寒さ対策は何かしていますか?

ラブドールは夏は湿気対策、冬は乾燥の対策をしなくちゃいけません。

冬場は空気が冷たく乾燥しがちなのでドールの肌や素材などにも負担が掛かりやすい季節となります。
特にシリコンとTPEでは性質が異なるのでそれに合った保管やメンテが重要です。

今回は冬に発生しやすいラブドールへのダメージや原因、シリコン製・TPE製素材別の保管方法や加湿、適切な室温や保管場所の条件などについて解説をしていきます。

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目次

冬に起こりやすいラブドール関係のトラブルと対策

冬は気温や湿度もとても低くなるので、ラブドールもそれらに関連するトラブルが発生しやすくなってしまいます。

乾燥や気温の低下によるラブドールへのダメージは以下となります。

  • 乾燥によるひび割れ
    ・空気の乾燥によってラブドールの肌の表面のオイル成分や水分が失われてしまい細かなヒビや裂けが発生してしまう事があります。特に脇の下、膝裏、鼠径部などの関節部分によく発生します。
    これはドールに含まれる油分が不足して弾力性が低下してしまう為です。
  • 静電気とホコリの付着
    ・冬の乾燥した空気では静電気が発生しやすく、シリコン製・TPE製を問わずドールの表面にホコリや汚れが付きやすくなります。
    静電気で細かなゴミが肌に吸着してしまい、見た目を損ねるだけでなく肌表面に汚れが蓄積する原因にもなりますので、暖房で部屋を暖めている環境では空気が乾燥しがちなので注意が必要です。
  • 素材の硬質化
    ・気温が低すぎる部屋だと素材が一時的に硬くなってしまう事があります。特にTPEの素材だとプラスチックみたいな感触となりTPE特有のぷにぷに感が損なってしまう事も。
    ただこれは一時的なものでラブドール本体が温まってきたりしたら元の弾力に戻ります。

    しかし特に注意しないといけないのはシリコンとTPEともに温度が高すぎても低すぎてもひび割れの原因となってしまうので長期間、放置してはいけないということ。
    極端な環境の場所に長期間、放置することはなるべく避けましょう。
  • オイルの染み出し(オイルブリード)
    ・シリコンではあまり関係ありませんがTPE製だった場合、温度変化によって内部の油分が表面に染み出す「オイルブリード」が起こることがあります。
    冬は気温が低いため油分の流出は夏ほどひどくはありませんが、暖房で局所的に暖めすぎたり急激な温度変化があると肌がベタついて埃を呼び寄せる原因となってしまいます。

このように冬特有の「乾燥」と「低温」がラブドールの劣化要因となります。
次からこうしたダメージを防ぐための具体的な保管方法とケアについて、素材別に詳しく紹介していきます。

シリコンラブドールの保管と冬の対策

シリコン製のラブドールは高額なものが多いですが耐久性や耐熱・耐冷性が高いので自然劣化が起こりにくい優秀な素材です。
水や汚れなどにも強いので定期的にお手入れしていけば10年くらいは長持ちすると言われています。

そんな優れた素材のシリコンでも冬の低気温や乾燥時期の配慮は凄く大切です。丈夫だからと油断していたらいつの間にか裂けていたり肌がボロボロになってしまったりもします。

  • 乾燥対策
    シリコンの肌はTPEほどオイルは含まれていないので乾燥によるひび割れなんかは発生しにくいです。が、寒すぎて空気が乾燥しすぎている場所だと人間と同じように肌がカサカサとしてしまう可能性もあります。

    このような乾燥肌を防ぐためにシリコンにも使用できる保湿剤やベビーパウダーなどを塗っておけば安心できると思います。
    逆に石油系のオイルやワセリンなどはシリコンが劣化してしまう可能性があるので使用しないようにしましょう。
  • 静電気とホコリ
    冬の乾燥した空気では静電気が発生しやすく、シリコン製・TPE製を問わずドールの表面にホコリや汚れが付きやすくなってしまいます。
    静電気で細かなゴミが肌に吸着してしまい見た目を損ねるだけでなく肌表面に汚れが蓄積する原因になりますので、暖房で部屋全体を暖めていると空気が乾燥してしまうので注意。

    静電気を抑える方法は静電気除去スプレーなどを直接吹きかけずに布などに染み込ませて全体を拭き上げて保管します。またボディだけでなくドール用のウィッグも静電気によって髪がぼさぼさとなるのでコチラもウィッグ用のシリコンスプレーを使い髪全体を馴染ませてながら保管します。
  • 保管体勢
    しばらくドールを使う予定がないのなら直立か吊るして保管させます。腕や脚なんかも曲げないで軽く伸ばした状態にさせるのが好ましいです。

    寝かせて保管する場合はお尻や背中への圧力で変形しないように下に低反発クッションや梱包材を敷いて体重を分散させるようにしましょう。
    シリコン自体は比較的型崩れしにくいとはいえ、長期間同じ姿勢にしていると圧力で胸やお尻が変形する可能性がありますので横にして保管する場合は適度に動かして姿勢を変更させるのが良いと思います。

シリコンドールは以上の点に気をつければ比較的メンテナンスも簡単で保管もしやすい部類です。
乾燥や寒い気温でも油断しないで適切な環境で優しく扱うことが長持ちの秘訣となります。

TPEラブドールの保管と冬の対策

TPEのラブドールは柔らかくて揉み心地がある反面、シリコンよりオイルが多く含まれているので扱いがシリコンラブドール以上にデリケートとなります。

低額なラブドールはほぼ全てがTPE製なので購入しやすい一方、熱にも冷気にも弱くて傷や汚れも付きやすいというデメリットがあります。

そのため冬でも夏でも気を付けないといけないので大変ですが、冬でも良好な状態を維持していくための保管方法を紹介します。

  • 乾燥対策
    オイルブリードによって肌から油分が抜けていくと弾力性が失われていき、やがて部位が裂けていってしまいます。そのため定期的な保湿ケアが重要となってきます。
    (※当然ながらラブドールの肌から染み出ていったオイルは補充できません)
    保湿剤としてはベビーオイルなどが適していると言われております。それらを負荷の掛かりやすい関節部分などに丁寧に塗っていきましょう。

    オイルを多量に塗りすぎると逆にドールの肌がふやけたりして劣化の元となってしまうので最初は少なめに塗り、完全に吸収されるのを確認してから追加するようにすると安全です。
    逆に肌のテカテカ度合いが1日中持続しているのなら塗りすぎのサインとなります。
  • 衣類の色移り
    冬場とか夏場とか関係ないですがTPEを保管する時は服を脱がせて丸裸で保管することが大事。
    TPEは赤や黒といった濃ゆい色を長時間、着用させていると塗料が肌に染み込んでくる色移りという現象が発生してしまいます。

    またTPEのオイルが服に染み込んで生地を傷めたりとドールと洋服の双方に被害がでてくるので保管する時は必ず裸にして保管しておきましょう。

    ただ白色などの色素が薄い色は色移りすることはありませんので長期間の保管する場合は白色のシーツなどを包ませてホコリや日光から守るなどといった処置は大丈夫です。
  • 保管体勢
    保管についてはシリコンラブドールと同様ですが、TPEの方が変形やシワ、裂けなどが起こりやすいので特に気を使って保管しないといけません。

    横向きにして保管する場合はオイルブリードも自然に発生してくるのでオイルが床に染み込んだりもするので、なるべくシートやマットを敷いてドール本体と地面の保護をするようにしたほうがいいかもしれません。

冬場の保湿ケアと静電気対策

乾燥した冬ではラブドールのための保湿ケアと静電気対策も重要になってきます。
どのように部屋の加湿や対策をしていけばいいのかを説明していきます。

部屋の湿度管理(加湿器の活用)

暖房などの影響で部屋内の湿度が低くなってる事もあると思います。湿度が低いとドールの肌も乾燥していき静電気も発生しやすくなるので適度に部屋を加湿していくのが大切です。

加湿器を使う際は蒸気が直接ラブドールに当たらないように位置を調整して加湿器を可動させます。

逆に湿度が高すぎてしまうと(カビが発生してしまったりラブドールの骨格金属が錆びついたりといった原因になってしまいます。

特にTPE素材は湿度による劣化(カビやベタつき)に敏感ですので湿度50%程度を目安に湿度を保ちましょう。

静電気除去アイテム

静電気の対策として市販されている静電気防止スプレーを使う方法があります。静電気防止スプレーはホームセンターやダイソーなど何処にでも手軽に手に入るものでOK。

ラブドール本体に直接吹きかける事はせずに布などに染み込ませたもので全体を優しく拭き上げていきます。

また静電気はドール本体よりもウィッグの方が厄介となります。静電気によってウィッグがボサボサとなりせっかくの可愛い髪型も台無しとなって髪を梳かしたりするのも大変となるので、こちらの方が重要かなと思います。

ウィッグの静電気対策としてはウィッグ用のシリコンスプレーなどを吹きかけて軽く櫛などで梳かしていけばOKです。

金属製の静電気除去キーや静電気手袋などを使い自分や周囲の帯電を減らすのも効果的です。
ただし基本は部屋の湿度管理などで充分対応できますので、まずはそちらをしっかり行いましょう。

ベビーパウダーやオイルケアー

TPE製ラブドールには定期的なオイル保湿が効果的です。特に冬場は気温が低く、オイルの浸透が遅くなるため塗布後はすぐに服を着せたり触れたりせず、一晩以上じっくり馴染ませていってください。
使用するオイルは無臭・無色透明のベビーオイルやワセリンを選び、必ず目立たない部分で肌への影響を確認してから全体に塗っていってください。

一方、シリコン製ドールにはオイル保湿は不要です。シリコン素材は油分を吸収しないのでオイルを塗るとかえって劣化の原因になります。
乾燥が気になる場合はシリコーンクリームや専用の保湿スプレーを使用するか、水溶性ローションを薄く塗ってからベビーパウダーで仕上げる方法が安全です。

またベビーパウダーはラブドールのお手入れに欠かせない超万能アイテムの必需品です。

ドールの肌に薄く伸ばすことで肌表面の水分・油分バランスを整え、サラサラな質感を保ちながらホコリ付着や衣類との摩擦を軽減してくれて、冬場は静電気防止にも効果的です。

正直、上記のオイルや保湿剤がなくともベビーパウダーさえ用意していれば乾燥や湿気、静電気全てをある程度は防いでくれるので常に定期的に散布していきたい所。

ただしつけすぎは禁物。粉が厚くなりすぎると乾燥の原因になるため「ベタつかなくなる程度に薄く均一に」が基本となります。

保管環境のポイント(室温・湿度・暖房からの保護)

部屋内の保管する環境によってラブドールの状態が今後、変化していくと言っても過言ではありません。

冬での保管環境に求められる条件を整理していきましょう。

ラブドールの保管に適した室温と湿度管理

室温の目安

ラブドールの表面にダメージが入るのは40℃以上だと言われています。真冬の時期でも暖房を40℃超えて設定する人はおそらくいないと思うので基本的な生活環境であれば過度な高温による劣化を心配する必要はありません。

ただし注意したいのは局所的な熱となります。
たとえばヒーターや電気ストーブの熱源に近づけすぎると部分的に40℃を超えて素材が変形・軟化してしまうことがあります。
特にTPE素材は熱に弱いので暖房器具の近くに長時間置かないよう気をつけましょう。

逆に温度が5℃を下回ってくるとラブドールの肌が硬直してくると言われております。

冷たさによる硬直は温度が上がってくると元に戻りますが長時間の硬直は関節部位の変形なども発生しやすくなってしまうので寒冷地方などに住んでいる人は毛布や断熱マットなどにドールを包んで保管する工夫をしていくと安心です。

湿度の目安

湿度は40~50%前後をキープするのが理想的です。
湿度が高すぎるとカビの発生や金属フレームの錆が起こり、逆に30%以下になると素材の乾燥やひび割れが起きやすくなります。

そのため

30%を下回るとき → 加湿器で加湿
60%を超えるとき → 換気や除湿で調整

というようにバランスを取るのがポイントです。

押入れや収納ケースなど密閉空間に保管する場合、防虫剤や芳香剤はドール素材を変色させる恐れがあるので使用しないようにしましょう。

NG行動な保管やメンテナンス

最後についやってしまいがちな誤った取り扱い(NG行動)と、その対策についてまとめです。
大切なラブドールを傷めてしまわないために、以下の点に注意して取り扱いましょう。

ヒーターやドライヤーの熱風を直接当てる

冬場にドールを暖めようとして、ファンヒーターの前に置いたりドライヤーの熱風を肌に当てたりするのは危険です。
局所的に高温になった部分の素材が変形・溶解したり、急激な乾燥でひび割れが発生する恐れがあります。

特にTPEは高温が弱点なのでドライヤーやストーブの熱が直に当たるとすぐに溶解・変形してしまいます。こうなったら修復は不可能に近いので、そうならないために高温の暖房器具の傍に置いておかないようにしましょう。

対策:

ドールを温めたいときは毛布や電気毛布で優しく包む程度に留め、決して熱源に近付けすぎないようにしましょう。

自然乾燥が基本ですが、時間がない場合はドールから30cm以上離れた場所で弱冷風のドライヤーを当てる程度にして高温の送風は避けます。
床暖房も長時間直接座らせていると局所的に高温になる可能性があるため注意が必要です。

長時間同じ姿勢で放置しない

ドールを椅子に座らせたまま何か月も放置したり、横にしたまま1年以上動かさないのはNGです。
柔らかいTPE素材は体重がかかった部分がへこんだまま戻らなくなったり、裂け目ができてしまう事があります。
シリコン製でも関節部に負荷がかかると内部が伸びて劣化してしまいます。

対策:

定期的に姿勢を変えることが大切です。一度立たせてみる、仰向けに寝かせるなどして同じ箇所に圧がかからないようにしていくのが好ましいです。
長期保管中も月1回は姿勢を変更していくのがおすすめ。

柔らかいクッションや発泡スチロールで支えてあげると変形防止に効果的となります。
特に座らせっぱなしはお尻や太ももの凹みの原因になるので、吊り下げ保管が基本と覚えておきましょう。

服やウィッグをつけっぱなしにしない

ドールに可愛い服やウィッグを着せたまま飾っておきたくなる気持ちは分かりますが長時間の着用はNGとなります。
特にTPEドールでは色移りは非常に起こりやすく、一度付くと落とすのが大変な作業となってしまうので気を付けましょう。

さらに生地やボタンの跡が肌に食い込んで跡が残ることもあり、ウィッグも同様にキャップ部分の圧で頭部に跡がついてしまうこともあります。

対策:

ラブドールの保管は基本的に裸にさせるのが鉄則。

濃い色の衣装は短時間の撮影だけに留めて、アクセサリー類やウィッグも全て外して長時間の着用はしないようにしてください。

もし色移りしてしまった場合はTPEラブドールなら専用の脱色クリームが販売されているので、それを使用すれば色移りを落とすことができます。
ただ余計な費用が掛かるのと脱色するまでに数日間掛かってしまい、その間はラブドールの使用ができないため極力色移りを防止するようにしてください。

終わり

冬のラブドールの保管・メンテナンスについて、シリコン製とTPE製それぞれのポイントを詳しく解説しました。初心者の方でも取り入れやすいよう手順や注意点を整理しましたので、お手元のドールに合わせて実践してみてください。

夏でも冬でもラブドールの管理って大変ですが大切なパートナーでもあります。快適なドールライフを過ごしてください。

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