ラブドールを愛する皆さんにとって一度は思ったことがあるのではないでしょうか?「ラブドールが動いたり喋ったりしてほしい!」と。
近い未来にそれが現実に起こるかもしれません。
2026年に開催されたCES2026というイベントで凄いラブドールが出典されました。
それがAI内蔵型のセックスドール「Emily」です。
少し前の記事でもAI搭載のラブドールについて紹介したこともありましたが、あれはネックレス型のデバイスをラブドールに取り付けて、デバイス内のAIがお喋りをしたりするという代物でした。
✅ラブドールと会話ができるAI機能「MetaBox」についての解説
そのため正確にはラブドールから音声は発せられず、アクセサリーが会話をするという機能だったので実際にはアクセサリー(スピーカー)が喋っているというものでラブドールが話をするわけでなく口元が動くわけでもなく、どうしても没入感には限界があったんですよね。
ところが先日のCES2026で披露されたAI内蔵型コンパニオンドール「Emily」は発想がまるっきり違っています。AIを外付けするのではなく、本体(+アプリ連携)に内蔵することによって本当にラブドールが会話をするということを実現させてきました。
さらに驚くことはただ会話をするだけでなく、口元の動きや瞬きなど最低限の表情変化も組み込まれているという事。
今回はそんなCES2026でお披露目されたAI搭載のラブドールがいったいどういうものなのか?Emilyとはどんなラブドールなのかを調べてきたので、紹介したいと思います。
これが実用化されたらラブドールの歴史や今後の展開が劇的に変わる予感がします!
CES 2026とは?
CES(Consumer Electronics Show)とは毎年、アメリカのラスベガスで開催される世界中の技術屋集団が自社の成果を発表する技術見本市です。
今年は2026年の1月6日から9日にかけてラスベガスの13カ所で同時開催されて、参加した企業は4000社以上、来場者は14万8千人と非常に巨大で盛大な盛り上がりを見せました。
特に来場者の半数以上は企業の幹部クラスが訪れるという事で各業界の最先端テクノロジーの確認や集大成の集まりとしても注目されています。
このCESでは最新のガジェットや新しいアイディアなどが豊富に発表される場であり、特に2026年はAIが使用された最先端技術が多く発表されて最新鋭のロボットや健康管理デバイス、車の自動運転システムなどが展示されて、特に話題となったのが2足歩行式のAI掃除機ロボットだったとの事です。
CES自体は1967年から今まで開催されている格式のある展示会で、過去の発表では皆さんも絶対に知っているであろうCD-Romや家庭用ゲーム機のX-BOX、Blu-rayディスクなどがあり、今の時代ではほぼ全員が持っていると言ってもいいであろうスマートフォンもお披露目されたりと伝統のあるイベントといってもいいのかもしれません。
と、このようにCESは未来を感じるような凄い技術が一斉にお披露目されて時代を先取りできるかのような錯覚に陥る一大イベントであります。
勿論これほどデカいイベントなので日本からも色々な企業が参戦していて、有名な所ではSonyやPanasonic、TOYOTAなどが出展していますよ!
どこのメーカーが開発した?
AI搭載型ラブドールEmilyを開発した所はLovenseという会社です。
香港で設立され現在はシンガポールに本拠地を置いていて開発商品は主にラブドールでなはく、アダルトグッズがメインとなっているのでラブドーラーからしたら余り馴染のないメーカーかもしれません。
しかしLovense社自体が販売している商品はAVやアダルト配信サイトなどでよく使われているようなバイブレーションなどが多いので、よく映像越しに目にしたことはあるかもしれませんね。
Lovense 公式サイト (海外サイトに飛びます)
Lovense社の商品のほとんどはデバイス(本体)+アプリ+配信サイトで連動して使うようなプラットフォーム型に近い使われ方をしています。
エッチなライブ配信サイトなどを見ている人は女の子が投げ銭されたら金額によってバイブが振動して女の子の反応を視聴者が楽しむといった映像が流れるのをよく目にすると思います。
Lovenseはそういったアダルトな配信サイトで提供される遊び方や商品を販売している会社です。
今では多くのユーザーが愛用していて、Bluetoothやアプリで遠隔操作できる製品も多く登場しておりVRやゲーム、ライブ配信などの連携も多岐にわたり使用されています。
Lovense自体はアダルトグッズの開発メインでラブドールは専門外なのですが、もともとアプリを中心にデバイスを遠隔操作・同期させるシステムを作ってきた会社なので、ここは一番得意な分野です。
AIは内部のソフトウェアが重要です。
- 会話(音声入出力)
- 記憶(ユーザーの好み・履歴)
- 学習・アップデート(OTA更新)
- アプリでの管理・連携
今回、発表されたAIラブドールEmilyも会話・記憶・学習の多くがクラウドとアプリ側に紐づくことで稼働します。
そしてハードウェアとなる部分がラブドール本体となるのですが、こちらはOEMなどでボディなどを用意して最終的に自社プロジェクトとして統合・品質管理する手法で用意していったものと思われます。
どこのメーカーがOEMを担当したのかは詳細が載っていなかったので不明ですが、AIラブドールにおいて重要なのはボディの出来栄えも大事だと思いますが、それ以上にAIとハードをどう統合して利用者に新感覚の体験として成立させるかどうかだと思います。
会話の自然さ(反応速度や間の取り方)や持ち主の情報の記憶のさせ方、アプリでの設定導線、アップデート方針、そして万一の不具合時のサポート体制など運用込みの完成度が満足度を大きく左右していくのでEmilyは「買って終わり」ではなく「使いながら育つ」タイプの製品になりそうですね。
AIコンパニオンドールEmilyのスペックや詳細
そんなAIドールの肝心な詳細な部分ですが、まず材質についてはシリコン製のラブドールです。触感は柔らかくてリアルさを重視した仕上がりとなっていて、内部には骨格構造が組み込まれており一定範囲でポーズを変えられたりもします。
ここら辺は一般的なラブドールと変わりがありません。

見た目は完全に白人の女性をイメージしたモデルとなってます。肌や瞳の色、乳輪の色など変更できるのは従来のラブドールの注文方法と変化ないですが、ヘッドのモデルは現時点でEmilyさん一人だけです。
Emilyの詳細なサイズなどは以下となっています。
- 身長:約155cm〜159cm
- 体重:約33kg
- バスト:約74cm〜80cm
- ウエスト:約55cm〜56cm
- ヒップ:約87cm〜89cm
身長や各スリーサイズが変動しているのはボディタイプが複数あるからです。
当然ながらラブドールですのでエッチな行為もできたりします。ヴァギナおよびアナルの深さはそれぞれ約14cmとなっています。
値段は4,000ドル〜8,000ドル(約50万円〜100万円)とまだ正式には決まっていないようですが、やはりそれなりに高額な値段となってしまいそうです。
AI機能について
Emilyの最大の注目点はやはりAI機能。Lovenseが開発したAIが頭部に組み込まれていて、人間っぽい感情を持ち話しかけると自然な応答をしてくれます。
それだけでなく名前を呼べば視線を合わせて微笑んだり、まばたきをしたりするなど表情豊かな反応を示してくれたりもします。
✅CES 2026でエミリーが登場:等身大でAI搭載、親密な関係を築ける準備万端 (海外サイトへ飛びます)
さらに過去の会話履歴をクラウド上で保持し、やり取りを重ねることで個別に最適化されていく設計も特徴です。
触れ方に反応する機能や状況に応じて励ましの言葉をかけたりと好みに合わせて話題を選ぶといった振る舞いも想定されています。
起動方法はBluetoothでアプリと連携してアプリ側からの操作やメッセージ送信も可能となっていて、他のLovense製品と併用できるので既存のシステムと組み合わされた利用もできるのだそう。
動力はバッテリーも内蔵されており、バッテリーの稼働時間は約8時間くらい。
ソフトウェアのアップデートによって5つの性格に変更もできるとの事。(クール・元気など)
その他、特定のシチュエーションの役を演じるようになるロールプレイモードやAIが自撮り画像(セルフィー)を生成する機能もあるらしいです。
日本でも発売される?
Emilyの販売についてですが2027年の発送予定とされ、公式オンラインショップの予約受付(待機リスト等)が開始されています。
なお予約については頭金200ドルの支払いが必要となっていて、待機リスト(予約枠)に入れる仕組みが現在導入されています。日本からでも手続き自体は可能ですが条件や対応地域、出荷時期は変更される可能性もあるため最新情報はLovense公式サイトで随時確認するのが確実です。
また現時点では国内のラブドール代理販売店の方から取り扱いが始まるといった情報も何もありません。
Lovense社はアダルトグッズ分野のブランドであるため、どちらかというとAmazonや楽天などの大手ECサイトで販売されるような気がしますが、どちらにせよ確定情報はありません。
今後アジア向けにモデルの追加やサービスの提供といったものが開始されるのかは2027年以降の売り上げや評判を見て決まるのではないでしょうか。
最後に
AIラブドールのEmilyは果たしてこれまでのラブドールの常識を覆すような存在となるのでしょうか?
AIとラブドールの融合によって新たな可能性や孤独を癒してくれる最高のパートナーとなってくれる存在になってくれる一方で、流行りすぎてしまったら依存やプライバシーの心配なども問題となってきそうです。
特に今でもchatGPTやGeminiなどのAIチャットの依存性が問題と浮き出てしまっている現在、それがラブドールになってしまったら更に深刻な状況となってしまいそうな気がします。
この技術が今後、人々の心をどう助けていくのか?AIとの付き合い方はどのようにしていくのか改めて考えさせられる事となりそうです。
AIは更に活発になっていくことでしょうから今後どのような進化を遂げていくのか非常に楽しみでもあり不安でもありますね。

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